P2P TECHNOLOGY X RANGE

Leica DISTO™ S910

これまでの測定概念を一新!

910

簡単にできそうで、できなかった、離れた所からの2点間距離が測定できます。 従来のように、対象物の正面に立つ必要はありません。場所の制約がなく、どこからでも測りたい2点間を正確に測定できます。これは、新たに開発された「P2Pテクノロジー」により、測定点の情報を3次元座標化することで実現した測定方法です。
正確な座標情報を得るには、高度な測距技術に加え、本体を1点に固定することが必要です。これは、本体裏に埋めこまれたスマートベースを開き、附属台や三脚へ取付けるというアイディアにより可能になりました。
測定結果は、BIMやCADソフトウェアでの読み込みが可能なDXF形式での出力が可能です。WLANによるWindows PCへのデータ転送もできます。
次世代を先取りする3次元測定と最新のデジタル環境を融合させることで、これまでのワークフローが変わります。20年以上に渡り、レーザー距離計の市場を牽引し続けてきた知見と、最新かつ高度な技術の開発により生まれた、他に類を見ない画期的なレーザー距離計です。
Leica DISTO™ S910 は、携帯性に優れたハンディタイプのレーザー距離計です。広範囲を測定する場合は、測定点数の制限がなく、測定した場所を画面で確認できるLeica 3D Distoを推奨します。下記の各説明の後に、Leica 3D Distoの場合との違いを記載しておりますので、ご参考になさってください。

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使い方1.離れた所から、2点間距離を測定するP2P (ポイント to ポイント)機能

建物の幅や高さはもちろん、傾いた場所の2点間距離などを、離れた場所から簡単に測定することができます。これにより、高所作業や、メジャーなどで多くの時間と労力を費やしていた測定作業も、難なく行えます。立ち入り不可の危険な場所にも近づかずに測定でき、作業者の安全確保に貢献します。現地調査にかかるコストと時間が大幅に削減できるでしょう。

使い方2.点で囲まれた範囲の面積測定

従来のレーザー距離計は、縦×横の四角形の面積しか算出できませんでした。 この機能を使うことで、下記写真のような面でも、簡単に面積を算出できます。各辺の長さを測って、複雑な計算をする必要はもうありません。

Leica 3D Distoでは?

測定箇所を図として画面で見ることができます。測定していない場所の確認が容易です。また、Leica 3D Distoはモーターを搭載しているので、画面で測定したい場所をタップするだけで、機器が自動でその方向へ動きます。ズームも8倍のため、ねらいを定めて測定するという作業がしやすいです。屋外での測定範囲は、約20~25mです。詳細はこちら

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使い方3. CAD図面を描く

1) Leica DISTO™ S910で測定し、DXF形式で出力

DXFデータキャプチャ機能を使って測定すると、Leica DISTO™ S910で測定した場所がDXF形式で保存されます。データは、USBケーブルを使ってPCへ出力し、BIM・CADソフトフェアですぐに見ることができます。 測定点数は、1ファイル最大30点までで、本体には20ファイルまで保存できます。測定時にファインダーモードにしておくと、自動で写真が撮影され、DXF形式のデータにも写真のファイル名が紐付けされます。どこを測定したかは、写真から判別できます。

出力されるデータ
2DG 2次元の平面図DXFファイル
2DW 2次元の立面図DXFファイル (最初の2点が水平方向に10cm以上離れていた場合)
3D 3次元のDXFファイル
JPG 測定箇所の写真 (ファインダーを起動して測定した場合)
Leica 3D Distoでは?

測定点数の制限はなく、測定箇所のレイアウトを画面で見ることができるため、広範囲の測定に適しています。不要な線を消したり、点と点を線で結んだりできるため、より完成度の高いCAD図面を作成することができます。
出力されるデータ
・2次元のDXFデータ
・3次元のDXFデータ
・各平面/立面を縮小したDXFデータ
・3次元座標情報が記載されたCSV/TEXTデータ 詳細はこちら

2) AutoCAD/BricsCAD プラグイン・ソフトウェアを使い、リアルタイムに測定データをCADへ転送

測定現場にAuoCAD/BricsCADが入ったWindows PCを持ちこむことができる場合は、PCとLeica DISTO™ S910をWLAN接続することで、測定結果をリアルタイムでCADへ転送できます。測定状況が3次元でリアルタイムに画面で見ることができます。 一度で測定できない場合は、Leica DISTO™ S910の位置を変え、前後のデータを合致させることで測定を継続する機能(Free station)もあります。 ソフトウェアのダウンロード、システム要件は、こちらをご覧ください。

Leica 3D Distoでは?

別売のPlug’nDrawという3D Disto版AutoCADプラグイン・ソフトウェアを使用することで、同様のことができます。
こちらの動画をご覧ください。

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使い方4.座標情報を取得する

Leica DISTO™ S910とWindows PCをWLAN接続し、Leica DISTO™ transferソフトウェアを使用することで、測定点の座標情報を得ることができます。 ファインダーを起動しておくと、測定と同時に写真が撮影されますので、その写真もWLAN転送できます。測定点情報はExcelへ出力可能、写真はjpg形式で保存されます。

Leica 3D Distoでは?

測定結果の座標情報は、データを出力するとCSV/TEXT形式で取得することができます。本体をセンサーとして使用したい場合は、別途ソフトウェア開発が必要です。詳細は、弊社までお問い合わせください。

アクセサリ. Leica DISTO™ S910を固定する専用アダプター

座標の取得には、基準となる1点が必ず必要で、その点は動かしてはいけません。そのため、Leica DISTO™ S910は、上述の”スマートベース”という本体埋め込み式のポールを備え、これを基準に本体を上下左右へ自在に動かせるようにしています。
このスマートベースを確実に安定して固定するために、Leica DISTO™ S910専用のアダプター『Leica FTA 360-S』を新たに開発しました。上下・左右方向に動かす微調整ネジにより、本体を手で動かしながら照準を合わせるよりも、正確に狙いを定めることができます。

本アダプターは、1/4インチネジの三脚に取付けて使用します。使い方は、下記動画をご覧ください。Leica DISTO S910™ 本体、アダプター、三脚が専用ケースに入ったパッケージもあります。詳細は、こちらをご覧ください。

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FAQ

1. Leica DISTO™ S910での測定結果を、Windowsコンピューターへ転送できますか?
はい、可能です。WLAN接続とBluetooth接続の2種類の方法があります。それぞれ専用のソフトウェアが必要です。ダウンロードとシステム要件は、こちらをご覧ください。
a) WLAN接続について
a-1) どのようなデータが転送されますか?
WLANは、データ転送機能時のみサポートされます(点データの転送)。スマートベースが開いていなければ、距離の情報のみが転送されます。スマートベースが開いている時は、センサーが取得した距離、角度、水平距離、鉛直角度が転送されます。測定結果のみ転送することも可能 (右側のお気に入りキー)ですし、あるいは、データと写真 (左側のお気に入りキー、ポイントファインダー起動) の転送が可能です。
a-2) S910とコンピューターとのWLAN接続は、どのような方法が可能ですか?
Hotspotモード: DISTO™は、ホットスポットとして作動します。これを使うと、コンピューター、スマートフォン、タブレットとの接続が平易に行えます。
注意: この接続中は、コンピューターが他のWLANネットワークに同時接続することは出来ません。
クライアントモード: DISTO™が既存のネットワークに入ることが可能です。限定されたアプリケーション上でのみ、このモードを使用されることをお奨めします。DISTO™本体から、ネットワークのパスワードを入力する必要があります。
b) Bluetooth接続について
Leica DISTO™ S910は、キーボードとして認識されます。このため、キーボードデバイスとして、DISTO™をデバイスマネージャーに追加してください。その後、測定値をDISTO™から、起動中のプログラムのカーソルのポジションにデータ転送が行えます。(DISTO™本体の設定は、textまたはspreadsheetモードを使用ください。)該当するDISTO™のモード設定は、DISTO™の設定メニューで行う必要があります。
b-1) 小数点記号の設定を、カンマやドットに変更できますか?
はい、可能です。Bluetooth®の設定メニューで右側の選択キーを押し、Bluetooth®設定のサブメニューを開きます。この画面で、設定の変更が可能です。
注意: この設定は、textまたはspreadsheetモードでのみ変更が可能です。
b-2) インターネットや表計算ソフトに必要事項を入力する必要があり、各測定後、TabやEnterキーで次の入力フィールドへ移りたいです。Leica DISTO™ S910で、可能ですか?
はい、可能です。Bluetooth®の設定メニューで右側の選択キーを押し、Bluetooth®設定のサブメニューを開きます。この画面で、設定の変更が可能です。
注意: この設定は、textまたはspreadsheetモードでのみ変更が可能です。
b-3) ナビゲーションキーを使い、カーソルを表計算ソフト上の必要な入力フィールドへ動かしたいです。Leica DISTO™ S910から、リモートで動かせますか?
はい、可能です。DISTO™本体がスマートフォンやタブレットと接続され、Bluetooth®通信でサポートされる選択キーは変えられます。左側の選択キーを、DISTO™の矢印を使ったナビゲーション機能のオン、オフが切り替えられます。
注意: この設定は、textまたはspreadsheetモードでのみ変更が可能です。アプリモードでは、アプリが本機能をサポートしている場合には有効です。
b-4) Textとspreadsheetモードの違いは、どのようなところですか?
Text モードは、DISTO™のディスプレイに表示された測定値が転送されます。これには測定単位が含まれます。Spreadsheetモードでは、測定単位の情報は含まれません。
b-5) ポイントデータ (座標情報) や写真を、Bluetooth®接続を使って転送できますか?
いいえ、できません。Bluetooth®経由で転送可能な数値は、距離、面積、体積、角度です。他のデータは、WLAN接続が必要です。
2.DISTO™ のデータ転送には、特別なソフトウェアが必要ですか?
キーパットモードを使用する場合は、ソフトウェアは必要ありません。その他の場合は、専用のソフトウェアが必要です。ライカ ジオシステムズでは、ソフトウェア・DISTO™ transferを提供しており、ホームページからダウンロードできます。
3.Leica DISTO™ S910から、Windows mobile、Windows RT、Blackberryへデータ転送ができますか?
いいえ、データ送信はできません。
4.DXFデータキャプチャ機能によって、どのようなデータを得られますか?
2DG フロアプラン (俯瞰/上からみた図)
2DW フロントビュー (このデータは、1番目と2番目の測定位置が水平に10cm以上差がある場合に生成されます。それ以外では、水平軸は定義されません。)
3D 3次元描画
5.DXFファイルのx / y/ z軸は、どのような条件で定義されますか?
1番はじめの測定ポイントが、ドローイングの基準となります。そして、2番目の測定ポイントがx軸を定義します。y軸とz軸は、それに対する直角軸であり、水平面も規定されます。唯一の例外は、1番目と2番目の測定ポイントの水平距離が10cmより小さい時に発生します。この場合、DISTO™本体がドローイングの基準となり、1番目の測定ポイントが、x軸となります。
6.キーパットモードでDISTO™からデータを転送し始めると、iOSデバイス上でキーパットが表示されません。
左側の選択キーを押すと、アイコンの中心が緑色になります。その後、DISTO™の+/-キーを押します。iOSのディスプレイに、キーパットが表示されます。

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